今から始めるカメラ生活。
学生時代無趣味だった私が
社会人になって見つけた「一人でもできる趣味」
それが写真でした。
今ではそんな写真が私の宝物になりました。
写真を始めたい!だけど・・・
高いカメラ
付属品やアクセサリー
あれもこれもまず始めるのにお金がかかるイメージ
いい写真を撮りたいから
その為に高いカメラも欲しくなってしまう・・・
確かに、撮る為の媒体は必要不可欠ですが
まずは何よりも楽しく撮る
「好き」を撮ることが
写真を楽しむ一番のコツだと思います。
専門的な知識は始めてからどんどん吸収していけばいい。
難しいことは考えずに、「撮る」ことから始めてみませんか。
まずは
ただ、見て欲しい。
これが私の「写真」です。
・・・とりあえず今回はポートレート編
ここからは
「こんなの撮ってみたい!」って思ったら読んで欲しい。
1、「人と違う」が大事
1−1 私の代名詞
1-2 ものは使い様
1-3 お花は前ボケに、が私流
2、「自分の好き」にこだわること
2-1 撮りたい!って思った方しか撮らない(基本)
2-2 レンズで、ではなく、私自身が寄って撮る
2-3 自分の好きを集めよう
3、愛用は、単焦点50mmのみ
3-1 レンズを変えるのが面倒な私
3-2 「単焦点」で「それっぽい」をつくる
3-3 ポートレートに限らず、基本はレンズこの一本!
1、「人と違う」が大事
人と違う は、 つまり 個性 です。
写真以外でも、個性って大事だと思います。
それが「あなたである」証 になるものだから。
自分以外の写真を見ている時
ここに自分の写真があったらどういう風に見えるだろう
ってよく考えます。
私は一目で、
「rin:)」の撮ったものだとわかってもらいたい。
という気持ちがあります。
「あ、やっぱりこの人のか。」そういう感覚。
では、私の代名詞はなんだろう。
そう考えるとまず出てくるのは「花」かなと思います。
1-1 私の代名詞
まず、これまでの写真から
順を追って私の「代名詞」について振り返ってみます。
私は女の子の撮影がほとんどですが、、、
大抵、花を使っています*☻
「女の子に花とかど定番じゃん!!」
と思われている方・・・
多いかと思います。
私も、そう思います。
だけど、やっぱり綺麗だから、
割と欠かせない。
だけど、
被りたくない!
ありふれたくない!
という思いから使い方は様々!
になるように考えて使っているつもりです。
買わなくても今の時期
春はお花が咲いてくる時期なので
自然の被写体はバッチリ揃っていそうです*☻
・・・
初めは撮影した後のお花のやり場に困りましたが、
今ではドライフラワーにしてお部屋に飾ったりしています。
つまり・・・
お花はもちろん生花でもドライでも2度楽しめてしまうんです!
他には、、、
一部の例ですが
レースやカーテン
雨の時は
日傘・傘
部屋撮りでは
インテリアなど
小物であれば、
眼鏡や帽子、
ワンポイントに使えるものは色々ありますね*☻
1-2、 ものは使い様
さて、
集めたらその使い方を考えましょう。
ではまた、お花を題材に。
① 普通に持たせる。
→・片手で持つのか両手で持つのか
・低く持つのか高く掲げるのか
・前に差し出すのか背中の後ろに持つのか
・花束で持たせるのか一輪で持つのか
花が咲いているスポットに行った時
② 咲いている花と並んで撮る
→・花を後ろに正面に立つ
・花の間に立つ
(ex) 桜:枝と枝の間 花畑:日の丸構図)
・花(草)の上に寝っ転がる
また後ほどお話ししますが・・・
③ 前ボケに使う
などでしょうか・・・
とにかく
他人と同じ何かだとしても、
使い方は人それぞれ
「私らしい」、「人と違う」の意識を基本に
いつも撮っています。
自分らしい使い方や、
活かし方を見つけて楽しんで行けたら
もっといいのかなと思います*☻
1-3、「花は前ボケに」が私流
今は結構見かけるようになった印象ですが・・・
私の一番初めの前ボケは、かすみ草でした。
うっすらまるーく写って入る青白いモヤ
これがかすみ草です。
それだけでも美しい花ですが、
この時は青いバラとモデルさんの引き立て役
撮影時期は2月、
辺り一面が銀世界。
天気は晴天でしたので、
雰囲気作りに雪をイメージしてかすみ草を用いてみました。
それから様々なお花を購入・使用してきましたが、、、
その時その時、
撮らせてもらうモデルさんをイメージしたものを購入していました。
花束として持ってもらったり、
一部を前ボケに使ったりとしていました。
意外とお金がかかりますのでできるだけ有効に使いたいものですね*☻
では次、
同じ花でも、今度は1枚の花びらを前ボケに使用した写真です。
この写真をアップした時、
”フイルムの感光”と思われる方もいらっしゃいましたが、
正真正銘の花びらです。
ですが、
それっぽく出せたことで、
フィルム感を味わいつつも
デジなので生ですぐ編集ができるという。
一石二鳥のような思いでした。
〜番外編〜
前ボケにしていたものはそれぞれ
左から、
指輪
スカーフ
ミラーボール です。
焦点が合う距離においてしまってはピントがそちらに行ってしまうので
レンズに思い切り近づけてボケとして視野にいれこんでみましょう。
マニュアルフォーカスで撮ると良いかもしれません*☻
2、「自分の好き」にこだわること
「自分らしさ」を出すには
「自分の好き」を大事にすることが一番の近道だと思います。
SNSが中心となっている今、
より多くの「いいね」をもらうために
あるいは
より多くの「フォロワー」を集めるために
撮る写真がいつのまにか自分が「求めているもの」ではなく
周りから「求められるもの」になっていっている人も多いのではないでしょうか。
あるいはそんな悩みを持つ方も中にはいらっしゃるのかなと思います。
私は、
そんな一人だったと今振り返ると思います。
でもせっかくだから
写す世界はあなたが大好きなものでいっぱいにしましょう。
これが好きなんだ、これが自分のスタイルだって自由に表現してみましょう。
そのうちそれが「あなたらしさ」に変わってくるはずです。
2-1 撮りたい!って思った方しか撮らない(基本)
プロでもなんでもないのに選ぶ権利はあるのか
撮られる側にだって選ぶ権利はあるだろう
っていつも思うのですが・・・
自分の世界観を優先して、
そのビジョンに合う方、
撮りたいと思った方しか撮ってきませんでした。
被写体を希望してくださった方もいらっしゃいましたが
その場合でもイメージと合わなければお断りしていました。
ただ,
私が撮りたい方しか撮らないのは
好み云々以外にもう一つ理由があります。
それは、自分がその方の写り・満足度を
保証できるかどうかということです。
私は撮ったのなら、
自分が全力で、自信を持ってこれ好きな写真です!って見せたい。
その為には、
まず自分が「可愛い」と思わなければ「可愛く」撮ることなどできないと思うからです。
ここが趣味やフリーでやっている人とプロのカメラマンの違いなのでしょうか。。。
誰かれ撮ってみんなが綺麗に撮れるわけではありません。
この人だって選んだ人でさえボツな写真はたくさんあるわけですから。
それでも撮る前から撮れる・撮りたい写真のイメージを思い浮かべることは大事だと思います。
とにかく!ここでお伝えしたいのは、
流されないで自分の「撮りたい!」って想いを乗せた写真を撮って欲しいなということです。
ちなみに、
HP内のWORKSには
お仕事として依頼を頂いた時の作品が載っていますので
参考に見ていただけると嬉しい・・・。
需要は力になります。
2-2 レンズで、ではなく、私自身が寄って撮る
カメラを買った当初はずっと標準レンズ一本で撮っていました。
本当の本当の初心者で
基本的には機械音痴、
オート・マニュアルの違いもわからずに撮っていました。
マニュアルフォーカスって言葉を知ったのは買ってから半年後、、、
同じカメラを使っている女の子と撮りに行ったときでした。
マニュアルで撮るということ
Raw現像という言葉
びっくりの連続だったのを
今でも覚えています。
初めの頃は、
景色や花や物撮りがメインでしたが、「人を撮る」ことを始めてから
単焦点の魅力に惹かれる様になりました。
そして購入したのが単焦点50mmです。
(後ほど詳しくその魅力についてお話しします。)
購入してから今までほぼ何を撮るにもどこへ行くにも単焦点50mmのみを基本的に使用しています。
で、本題ですが
上に4枚の写真を載せましたが、
私はこれでもかってくらい寄って撮るのが好きです。
ですが望遠レンズで遠くから
ではなく
自分自身が被写体に寄って撮ることにこだわっています。
今はファインダーを覗いても、
デジタルな映像として変換されて映し出されているものが多いですが
私はありのままをファインダー越しに見ることにもこだわっています。
(ミラーレスというやつでしょうか。)
美しい、可愛い、綺麗それを自分の目で覗く感覚って私にはたまらない感覚なのです。
ちなみに
今写っている方達はモデルさんというよりお友達です*☻
だからこんなに寄らせてもらえるし、、、、
好きに撮らせてもらえてるんだなと思います*☻感謝*☻
ただ私の難点としては、
旅行などの思い出写真には不向きだということ。。。
いつもより過ぎてしまうので、どこ行ったかはその写真からはあまりよく分からない・・・
なので、引きの写真が上手い方だったり、景色の写真が上手い方が羨ましい。
そんな時私は、思い出用の写真をフィルムを使って残しています。
(このお話はまた機会がありましたら。*☻)
2-3 自分の好きを集めよう
ここまで来てしつこい様ですが、
とにかく!
好きなもの、
集めて撮るのが!
詰め込んで撮るのが!
一番楽しいんです。
ここには載せきれませんが、
花、光、自然
私の好きなもの全部詰め込んだ写真を選んでみました。
3、愛用は、単焦点50mmのみ
3-1レンズを変えるのが面倒な私
撮り始めた当初から大事にしていることがあって
それはカメラが好きなのではなく「写真」が「撮ること」自体が好きだっていうこと。
だから、極論
「撮れればなんだっていい」んです。
金銭的に余裕はないので、高いカメラを揃えられる余裕はありません。
だから、これは強がりなのかもしれないけれど。。
でも、だからこそこれは
私の自信と誇りでした。
私は今は同メーカーで少し機能が増えたものを使っていますが
長らくは初心者用のPENTAX k-s1でした。
撮れればなんだっていいといいながらも
スマートフォンでない理由は
やるからには形から、
"一眼レフ"というものに憧れを持ったからです。
でも
どんなにいい機材を揃えても下手くそな人っているし
逆に
携帯やiphoneで撮っててもすんごく素敵に上手に撮られる方だっているし
それは色々だけれど
私の撮る写真を素敵だな、
こんなの撮れるっていいなって
思ってくれたあなたに
いいカメラを持っていなくたって
撮れる媒体さえあれば、
いつだって
今からだって
素敵な写真は撮れるんだと
伝えたい。です。
少し話がずれましたが、
というわけでレンズもたくさんは持っていないです。
今持っているのは
①買って最初についていた標準レンズ
②買い足した50mmの単焦点レンズ
それから
③購入時におまけとしてつけてくれた望遠レンズ
の3本です。
使い始めて買ったのは実際単焦点(50mm) の1本のみです。
普段から荷物が多めな私はレンズを持ち歩くのも少し苦に感じてしまいます←
なので基本的には付け替えはしないです。
なので必然的にお気に入りのレンズ1本でいつもお出かけです。*☻
3-2 単焦点でそれっぽいを作る
一眼レフで撮った!
て感じになる写真て、ピントがあった人物・物以外がぼやっとボケてて
被写体のみに視線が行く様なそんな写真だと思います。
どのレンズでも設定でF値をいじればある程度は可能なのかもしれないけれど・・・
(難しい話は置いておいて・・・)
それを叶えてくれるのが、単焦点レンズ!
だと私は思っています。
この2枚は同じ場所で撮った写真です。
上が標準レンズ
下が単焦点レンズ(50mm)
私の使用している標準レンズは、18-55mmですが
18mmでMAXまで引いて上から背伸びして撮った写真です。
構図の違いもあるかとは思いますが
上は、視線が全体に行く感覚がわかってもらえるかなと思います。
人がいるので人に視線が行きがちですが
ピントは全体に、さらに構図によって
「その空間に寝ている」ってことが伝わると思います。
対して
下はこっちに向ける視線、被写体さんそのもに視線が行くと思います。
後ろの背景はぼやっとボケて
もはや上で散って地面に落ちていた葉っぱが何であるかも分からないくらい・・・
レンズを変えるのがいくら面倒でも
きっとこんなのが撮りたい、あんなのが撮りたい
そういう風に思えば自然と手に取る様になると思います。
まずは標準のレンズを
次はお気に入りのレンズを
そのあとはレンズの使い分けを
挑戦してみると良いかもしれません*☻
レンズの使い方をもっともっと駆使して楽しめれば
もっといいものがたくさん撮れると思います。
(自分自身にも言い聞かせです。。。)
3-3 私は、ポートレートに限らず基本のレンズこの1本!
長々と読んでいただきありがとうございます*☻
最後に念押し。
50mmの単焦点、手にしてから基本はこのレンズしかつけません。
(しつこい様ですが。)
なので、人を撮る、以外にもこのレンズで対応しています。
元々は手や花や自然が好きで
「一人でできる趣味」として始めた私なので
人以外を撮ることなど日常茶飯事でした。
そんな私の写真がこちら。
人を撮らずとも、毎日ふとした瞬間に
美しいものに既にたくさん出会っていると思います。
写真を始めてから
今まで気にしたことがなかった
花や四季
光や影
風や空気
にも心を向けられる様になりました。
でもやっぱり
人を撮るって
生きている感情を撮るって
とても楽しいです。
物を撮ることとまた違った楽しさがあります。
中でも女の子って表情がたくさんだから
その魅力にはまっています。。
だから
どうせなら
どちらも!
カメラを始めたのなら、
この感動を共有してもらえたらなと思います。
では今回はここまで。
また機会がありましたら
次は物撮り編・フィルム編
てかけたらいいなと思います*☻
少しでも何かのきっかけになっていたらいいな。
●使用機材:PENTAX k-s1 , PENTAX k-70
rin:)